過去の自分に伝えたい 授業編

過去に戻れるのなら教員1年目の自分に教えたいこと。

授業編

1.一日(できれば1授業)に全員の名前を呼ぶ
2.入口&出口感覚
3.声の質と量

解説

1.まずは、何といっても名前。子供でも大人でも、名前を呼ばれればハッとする。あいさつでも、指名でも、称賛でも。まずは、名前をよぶ。

できるなら、名前+一言。○○さん、おはよう!○○さん、いいねー!など。クラスの子になれてきたら、他学級の子にも。徐々にこちらに興味をもってくれる。

2.入口&出口感覚とは、どこかの校長がいっていた言葉。入口は要するに授業のめあて。

[□□について調べよう]としたなら、出口は調べたことを挙げれば、めあて達成。[□□について調べ、まとめよう]としたなら、調べたことを挙げ、まとめることができれば、めあて達成。まとめ方の違いや良さなどを認め合えれば、さらにgood。

3.ボリュームが大きければいいというものでもない。とにかく、子供たちに指示が伝わらなければ元も子もない。その上であと足しの説明はすればするほど、混乱をまねく。

面倒だが、中心となる指示は黒板に書いてしまった方がいい。あと足しは結局、自分が混乱してしまう。伝言ゲームみたいなもので、最初の指示とニュアンスが違っていくことが多い。


とはいっても1年目。失敗したって、失うことは基本的にない。